矯正歯科
当院の矯正治療について
当院では、小児矯正を中心に治療をしています。また、矯正器具はおもに、セラミックブラケットを使用しています。 ワイヤーは金属ですが、ブラケット部がホワイトで、歯になじみ通常のメタルタイプよりも目立ちにくくなっています。 ワイヤー部はメタルタイプと同様のため、同じく高い効果が期待できます。
矯正歯科治療の流れ
初期相談(カウンセリング)
お口を拝見し、矯正治療の概略や可能性についてご説明します。納得のいくまで、ご相談ください。
精密検査
より詳しい情報を知るための検査として、 診断に必要な歯の型、顔や口の中の写真、レントゲン写真、その他の診断用資料の検査を行います。
診断
検査結果をもとに治療プランを詳細にお話いたします。患者様に十分なご説明をさせていただき、患者様のご希望をお聞きした上で適切な治療方針を決めていきます。 診断の結果にご納得頂いた上で受診されるかどうかをご判断いただきます。
装置装着
実際に治療を開始します。矯正器具を取り付ける時間は30~45分です。
治療間隔
装置の調整を行います。
だいたい1ヶ月に一度行い、1回の治療時間は、15分~30分程度です。治療期間
治療の難易度にもよりますが、目安として10ヶ月~1年半としています。
保定、経過観察
装置を取り外した後でも、歯は動いてしまいます。この期間は、取り外しのできる歯を止める保定装置を使用します。 ある程度期間が過ぎればその装置は夜のみ着けていただきます。
その後も1年~2年の定期観察を行います。
矯正歯科治療の種類
八重歯・乱ぐい歯(そうせい)
でこぼこに生えた乱ぐい歯、犬歯が飛び出した八重歯などのことを言います。 歯と小さくなったあごの大きさとの不調和が原因とされており、歯ブラシの毛先が届きにくいために、 長い間に虫歯や歯周病(歯槽膿漏)にかかりやすくなります。
出っ歯(上顎前突)
上顎や、上顎の歯が前に飛び出ていている状態です。歯だけが前へ傾斜している状態と、 上顎<うわあご>自体が前方に突き出している場合があります。 逆に下顎<したあご>が後方に引っ込んでいるなど等の骨格性のものも見られます。
受け口(反対咬合、下顎前突)
上下の咬み合わせが逆になっている状態。下の歯だけ前方に傾斜している場合と、下顎自体が前方に発育している、 又は上顎が後方に引っ込んでいるなど等の骨格性のものもあります。
開咬
奥歯で咬んでも前歯は咬んでおらず、上手く咬めない状態。また、発音に問題が生じることもあります。 指をしゃぶっていたり、舌を出す癖があったり、口で呼吸を続けていたりする事などから起こります。
すきっ歯(空隙歯列)
治療の内容によりますが(症例の内容や個人によって異なりますが、成人の場合1.5-2.5年かかります)、 その後の調節は、ほとんどが30~50分程度となります。 通常は3~6週間に1回のペ-スで通院が必要となります。 定期観察の場合は、2~6ヶ月に一回通院していただきます。