即日インプラント・骨組織再生法
即日インプラント
通常のインプラント手術は、抜歯をしてからしばらく経過(約2週間後)したのちに、インプラントを埋入するという手術法です。 この即日インプラントは、一度の手術の中で、抜歯とインプラント埋入を一度に行います。この手術方法の大きなメリットは、
- 手術回数が少ないので、患者さんに与える負担が少ない
- 手術回数が少ないので、回復が早い
などという点が挙げられます。
即日インプラントの症例
手術時における、骨に対する手術
GBR法
GBRは骨誘導再生法とも呼ばれ、欠損した骨組織を再生させる治療法です。
歯槽骨という歯を支える骨は歯がなくなってしまうと、吸収されて(痩せて)しまい、インプラントを埋入するのに十分な、土台を手に入れられません。
もともと骨の薄い患者さんもいらっしゃる場合もあり、インプラントを埋入できないというケースもあります。
そういったケースにはGBR法を用いて歯槽骨を厚くし、インプラントを埋入する上で十分な土台を手に入れます。
サイナスリフト
サイナスとは上顎の歯槽骨にある空洞(上顎洞)のことをいいます。サイナスリフトは“上顎洞を持ち上げる”治療ということです。 このサイナスは歯を失ってしまうと、拡大してしまい、歯槽骨(歯を支える土台)を吸収してしまいます。このような状態ではインプラントを適切に埋入することは困難です。 痩せてしまった歯槽骨を、インプラントの埋入に適する厚さにするために、骨を持ち上げられたサイナスの部分に移植することが、このサイナスリフトという治療法となります。 この移植する骨は、自家骨(主に腸骨の骨髄)を使います。また、骨補填材という骨に似た素材を用いる場合もあります。